■ 年齢・性別・職業
30代女性・会社員
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■ 主訴(ご来院時のお悩み)
慢性的に肩こりがあり、常に張っている感じがする。
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■ 来院前の状況
デスクワーク中心の仕事に転職してから、常に肩こりを感じるようになった。マッサージに行ったり、インターネットでストレッチを調べたり、自分で色々してみたが、その場しのぎで翌日には再発していたため、来院した。
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■当院でのアプローチ
当院では、以下の3点を中心に、アプローチを行いました。
①呼吸・胸郭へのアプローチ
胸郭が硬く、呼吸が浅くなっていたため、
呼吸筋(肋間筋・横隔膜)へのアプローチで全身の防衛反応を緩めました。
② 肩に負担をかけている体幹バランスの修正
猫背+骨盤後傾の姿勢パターンを確認しました。
肩そのものよりも、体幹の支持力不足が原因で首肩に負担が集中していたため、
骨盤・背骨の連動性を整えました。
③内臓疲労(肝・胃・腸)の調整
消化不良、倦怠感や便秘もあり、内臓由来の筋緊張反射も関与していました。
内臓の位置・動きを整え、自律神経のバランスを安定させました。
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■ 経過・変化
【初回】
肩の重さが軽くなった。
【1〜3回目】
頭痛の頻度が軽減した。
【4〜7回目】
仕事の集中力が戻り、気づいたら肩を気にしない時間が増えた。
【7〜9回目】
肩こりの再発はほぼなし。
呼吸が深くなったり、自然と姿勢が良くなったり、肩こり以外の身体の変化を実感した。
【10回目】
2〜3週間ごとのメンテナンスに移行。
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■ 患者さまの声
マッサージで取れなかった重だるさが、初めてスッと抜けた感じがしました。
仕事のパフォーマンスも上がって、もっと早く来れば良かったです!
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■ 担当者より
ストレッチやマッサージで変化が出にくい方は、「筋肉そのもの」よりも「姿勢・呼吸・内臓疲労」といった根本の原因が残っているケースが多いです。
肩だけを揉むよりも、体全体のつながりを整えることで、再発しにくい状態がつくれることができます。
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