■ 年齢・性別・職業
30代女性・会社員
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■ 主訴(ご来院時のお悩み)
昨夜のぎっくり腰をして、立ち座りがキツい。
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■ 来院前の状況
慢性的な腰痛や疲労感はあったものの、体型維持のためにジムにいつもより多く通っていた。
昨夜、ジムにてスクワットをしている際に急に腰に激痛が走った。
翌朝軽減はしていたが、立ち座りの動作が激痛で困難に。
日中は営業職で歩き回り、夜は接客業をしているが、痛みで仕事に支障をきたしているため、来院された。
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■当院でのアプローチ
痛みが強い初期は、腰を刺激せずに呼吸と股関節の可動性を整え、防衛反応を緩める施術を実施しました。その後、腰の深層にある多裂筋の筋緊張を丁寧に緩め、骨盤・腰椎の動きを引き出すことで、腰への負担を軽減しました。
また、不眠や逆流性食道炎などの不調も見られたため、内臓の循環を整える施術を組み合わせ、身体全体の回復力を高める根本改善を行いました。
再発防止のため、
・体幹の安定性を高めるエクササイズ
・日常での姿勢、呼吸法
もお伝えしました。
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■ 経過・変化
【初回】
痛みのピーク時に比べ、立ち座りの動作がスムーズになった。
【2〜3回目】
前屈み・立ち上がり動作が可能になった。
【4〜6回目】
仕事終わりの腰の重だるさが軽減した。
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■ 患者さまの声
ぎっくり腰で動くのも怖かったのですが、初回から痛みが軽くなって本当に助かりました。
今では腰の不安も減って、仕事にも集中できています。
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■ 担当者より
ぎっくり腰は「急になるもの」と思われがちですが、
実際には日々の疲労や姿勢のクセが少しずつ積み重なった結果、限界を超えた時に起こります。
今回の方も、痛みをきっかけに生活習慣を見直すことで、
再発しにくい身体づくりへと変化していきました。
「また繰り返したくない」と思う方こそ、
痛みが落ち着いた“今”のタイミングで、根本的なケアを始めることをおすすめします。
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