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すべり症の種類と解説

腰

 

 一概に「すべり症」と言っても場所や環境・遺伝・年齢などによって名称が変わっていきますので、まずはそちらの説明からさせていただきます!

腰椎すべり症とは? 

背骨はブロックのように上下の背骨同士でハマるようにして繋がっています。

それが前後にズレ不安定になってしまうとその繋がっている部分(椎弓)が何らかの原因で骨折し、連続性が絶たれ、分離してしまうことから始まります(分離症)。 

 

分離して、孤立した背骨は重力にあがらうことが出来ずに下(内臓側)に滑って落ちてきてしまいます。その際に神経や筋肉を損傷・圧迫して痛みを出してしまいます(すべり症)。 

この二つが重なって起こることを「腰椎分離すべり症」と言います。 

 

腰椎変性すべり症」

加齢や筋力低下による椎間板や椎間関節に不安定により、椎骨が前方に転位する疾患です。馬尾神経を障害しやすいです。 

 

腰椎分離すべり症

生まれつき骨の癒合が不完全であったり、成長期の過度なストレスで椎弓がが分離しているため、椎体が前方転位したい際でも椎弓は脊柱管の後ろに残るので馬尾神経を圧迫はしません。 

 

 

すべり症の症状

症状は大きく分けると2つです。 

 

1:腰痛(臀部を含む) 

腰痛や臀部痛が起こってしまう理由として、上下に積み重なっている椎骨がズレてしまい、関節を保護している滑膜が炎症を起こすからと言われています。 

また、椎間板の周囲の組織が変性してしまうので、痛みやこわばりを呈します。 

2:下肢の痺れ 

椎骨がズレたことにより、下肢まで走行する神経を圧迫してしまうと太ももの裏やお尻に痺れを呈することがあります。 

また、歩いていると痺れ、少し休むと軽快する(間欠性跛行)のは特徴的です。 

 

 

すべり症の原因 

変性すべり症の原因 

40代以上の女性は加齢に伴いホルモンバランスが乱れ、骨形成や再生が間に合わず「いつの間にか骨折」によるものがあります。 

 

これは日々の生活習慣を見直して対策を練らざるを得ません。特に婦人系の病気を経験されている方は注意が必要です。 

 

分離すべり症の原因 

10代の激しいスポーツによるもの 

これは骨格の形成段階の若い時に部活動なので激しい運動や腰に過度な負担をかける動作を、日常的に行ってしまうと起こりやすいです。 

 

テニスや野球のスイングで腰を捻りすぎてしまう。バレーボールなどで腰を逸らしすぎてしまうことが挙げられます。 

 

これらの場合、骨を守る筋肉の発達も未熟なことから、必要以上に腰の背骨に負担がかかってしまい「疲労骨折」として症状が現れます。 

 

 

すべり症の治療方法 

コルセットでの固定 

湿布や痛み止めの注射 

手術 

リハビリ 

マッサージ など 

 

上記の治療方法が主に行われますが、改善しない例もあります。 

 

また病院で入院して治療する場合 

発症初期(急性期)ではコルセットや体幹ギプスによる固定と運動制限を行います。 

慢性期では薬物療法や神経根ブロックがあります。 

これらを経て改善が見られない場合、手術を行います。 

 

<手術の種類> 

腰椎後方除圧術:神経を圧迫している椎弓や靭帯を取り除く方法 

狭い範囲での切除なら1週間程度で歩けるようになり、2週間程度で退院 

 

脊椎固定術:椎弓の切除に加えて、プレートで固定する方法 

リハビリが必要となるため1ヶ月程度の入院が必要 

 

 

すべり症でのNG行為 

重いものを持ち上げる 

 重いものを持ち上げる時、腰には大きな負担がかかります。加えて屈む動作も含まれるのですべり症を呈している、脊柱に対して変形が進んでしまい症状が悪化してしまいます。 

 

長時間、座りっぱなし 

 作業に集中してしまうと長時間座りっぱなしになりがちです。座っている姿勢は立っている姿勢よりも椎骨にかかる圧が大きいので椎骨のみならず、周囲の組織(筋肉や靭帯など)にも負担がかかってしまいます。 

 

過度な運動(捻る動作は特に避ける) 

 すべり症の原因の一つでもあり、さらに悪化にもつながります。特にサッカーのキック動作・テニスや野球のスイング動作は避けましょう。 

 

腰を曲げたり、伸ばしたりした状態での作業 

 立ち仕事や接客のお仕事をしている人に多く見られますが、屈む伸ばすは腰に負担がかかります。 

痛みがある中で行って常習化してしまうと他で庇っている事が多く、腰以外の箇所にも痛みなどの症状を呈します。 

 

 

すべり症が通院を続けても良くならない理由 

整骨院などで電気を当てて、マッサージだけでは痛みの改善は難しいと思います。 

痛みによる庇った姿勢や歪みなどもしっかり評価して施術していく必要があります。 

そして!ここからが重要です。 

「腰椎分離すべり症」で一番の問題点は 

分離した背骨がすべって落ちてきてしまった時、痛みがでる人痛みがない人に分けられることです!! 

これは「腰椎分離すべり症」に限ったことではなくヘルニアなどでも、歩けない程痛い人もいれば、全然痛みがない人もいます。 

すなわち、『腰に原因がない』可能性があるということです。 

 

結果としては腰の痛みとして現れても、本当の原因は腰以外にあるかもしれないと囚われないことが改善への第一歩かもしれません。 

 

 

アンティオール(当院)でのすべり症の改善方法 

まずはカウンセリングでお客様の状態を把握し、その後、痛みの根本原因を探るため評価を行い施術方法を見極めます。 

 

当院の施術方法は3段階です。 

方法その1:筋肉・筋膜リリース 

緊張して身体のこわばりをとっていきます。 

これは痛みがある箇所ももちろんですが、全身は筋膜で繋がっているので痛みがない箇所も評価して必要ならば施術を行います。 

 

方法その2:内臓調整 

筋肉や筋膜をリリースしても効果は一時的で症状は戻ってしまいます。ここまでお読みいただいた方々は整体に行っても 

その日はいい感じだけど日が経つと元に戻ってしまった」経験があるのではないでしょうか? 

これは筋肉と密接に関わっている内臓が”良い状態”でないからです。 

内臓はその栄養を筋肉にも送ります。”良い状態”ではない内臓から送られてくる栄養は新鮮なのでしょうか? 

十分な量の栄養があるのでしょうか?そんな状態で筋肉も十分に働けるのでしょうか? 

回復に必要な分の影響はあるのでしょうか? 

筋肉しか見られた事がないのであれば、一度ご相談ください。 

 

方法その3:自律神経調整 

痛い期間が長いほど、身体は「痛い状態が普通」と脳は勘違いを起こしてしまいます。いわゆる慣れです。 

この慣れから脱却していくのには自律神経の調整は不可欠です。 

施術では副交感神経を優位にし身体をリラックス状態にします。 

さらに、生活の中で交感神経と副交感神経の切り替えができるように調整していきます。 

 

以上3段階でお客様のお身体を改善していきます。 

 

👇すべり症に関しての腰痛改善ストレッチ動画はコチラから👇

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アンティオールですべり症の施術を受けたお客様の声 

 学生時代、野球に没頭していました。その時、腰を痛め整形外科を受診すると「すべり症」と診断をされました。 

その後、野球をやめたので一時的には楽になりましたが、仕事が忙しいと腰痛がありました。 

少し楽になったりを繰り返し、年齢とともに歩く、寝る、寝返りしないと眠らない等、徐々につらい痛みになりました。 
長い間、痛みとの戦いで結果の出ない状況が続いていました。根本的な原因から指導していただき、何が原因か、何が不足していたか、何に問題があったかわかり、その対応の仕方を教えていただきその効果が実感として、体験できてきたことが嬉しく、改善が実感できている。全くやり方が違う、腰痛の深層部への欠陥も含め、その原因究明をやり、それに従い施術していただき、すでにその効果は実感しており感謝しています。 
痛いところをマッサージ、鍼、指圧でなく、根本的な原因究明をしていただき、その原因を除去し、改善しないと腰痛は治らないことを実感しました。 

 S.E様 30代男性

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