根本改善を目指すなら「整体サロンアンティオール 中目黒店」

腱鞘炎とは?

手字を沢山書く学生、パソコン仕事の方、指先をよく使う趣味をしている方に多くみられる腱鞘炎

実際にどのようなことが起きているのか整理してみましょう。 

手の筋肉は指先にいくにつれて細かくなっていきます。

全ての筋肉は骨に付着していますが,骨に近づくにつれて「」というものに形を変えていきます。

手首は細かい筋肉と腱が多く存在しておりますのでそれを1つに束ねる「腱鞘」というものがあります。

ですが、その腱鞘がなんらかの原因で腫れたり異常な状態になってしまうと筋肉や腱がスムーズに腱鞘の中を通ることができなくなるため、骨や筋肉に力を伝える役割をしている腱が硬くなり炎症を起こすことで、痛みが発生します。

症状としては手首や指に痛みが発症します。 

 腱鞘炎の原因 

手指を使うと前腕の筋肉も使われ手指の筋肉を使いすぎてしまうと前腕の筋肉の腱と腱の周りを取り巻く腱鞘がこすれ摩擦が起こり炎症が生じます。 

特にデスクワークなどでパソコンでタイピングが多い方などは注意が必要です! 

手指の筋肉が使われすぎることで常に緊張状態になってしまい(力が抜けない)筋肉が緊張状態であると血流が悪くなり、筋硬結といわれるしこりのようなものができやすくなります。 

筋硬結ができると腱に通常より強い張力が加わるため腱鞘炎が起きてしまいますが、根本的に腱鞘炎を改善するためには炎症が起きている腱に関わる筋肉を使いすぎないことと、その筋肉の筋硬結を取り除く必要があります。 

 

ただ・・・

炎症が起きている腱を引っ張っている前腕の筋肉だけが原因になるだけでなく、その前腕の筋肉と筋膜でつながっている肩から肩甲骨にかけての筋肉達も腱を過剰に引っ張る原因になり、 また手首を反らす時に作用する筋肉は直接的に腱鞘炎の症状は出やすくなりますが、手首を曲げる時に作用する筋肉も反らす時に使う筋肉に間接的に影響するため検査が必要になります。 

 

腱鞘炎の症状

手首の親指側に運動時痛や圧痛、腫脹がみられます。 

👇腱鞘炎の症状が詳しく書いている記事はコチラから👇

https://nakameguro.anntiall.com
/kenshouen

 

一般的な治療方法

あなたが腱鞘炎で手首などに痛みがあるとマッサージ無理なストレッチをしていませんか? 

もしくは・・・

整骨院に行き電気や温ため・病院で薬や湿布で良くならず、その旨を病院で話すと「安静にしていれば治るので、なるべく手首を使わないでください」と言われたことはありませんか? 

確かに安静にしておくことで炎症部位は鎮静して楽にはなりますが、日常生活で手首を使わないで生活をするのは困難ですし、痛みを引き起こしている根本的な部分にアプローチしているわけではないので、何十回と通院しても症状が良くならない方が多いです。 

もし、このまま放っておくと握力低下痺れを呈してしまい、最悪の場合、手術になることもあります。 

 

当院の治療方法

①カウンセリング 

まずはお客様の状態を把握すべく、カウンセリングを丁寧に行います。

腱鞘炎の場合、日常生活での手首の使い方や仕事内容が直結していきますので、今の状況でなるべく負担のかからない使い方をしっかりと把握して行きます。 

 

②検査 

実際に手首を動かしてみて痛みが増減するかを確認していきます。 

筋膜の流れを利用し炎症が起きる原因を特定していきますが、 多い症例として前腕の筋肉が硬いせいで手首周りの筋肉と腱鞘の滑走性(滑りが悪くなる)が低下し擦れることで炎症を起こしている場合が多いです。 

その他にも肩関節の動きや上腕の筋肉の硬さがあっても腱鞘炎の原因になりやすいので、それらの筋肉の柔軟性を上げていきます。 

また押圧(硬くなっている部分を押す検査)を行い、痛みの変化の有無をみていきます。ここで痛みを発している組織を把握していくことが大切です。 

 

③筋膜・姿勢調整 

筋肉由来であれば腕だけの筋肉だけではなく、肩甲骨周囲にまで痛みの原因は潜んでいるので癒着(筋肉と組織がくっついている状態)を取り除き緩めていきます。 

硬結(筋肉のしこり)部位が筋肉を動かした時に腱を強く引っ張る原因になり、この硬結は1つの筋肉の中に複数できることが多いため、どの硬結が最も腱鞘炎に関係しているかを知る必要があります。

原因になっている筋肉が分かれば次にその筋肉の中でもどの硬結が腱鞘炎に関与しているかを検査していきますが、腱鞘炎の原因になっている筋肉、そしてその筋肉の中の硬結がわかればその硬結を徒手的に取り除く施術を行っていきます。 

姿勢不良が原因の場合、肩や腕だけではなく、首や重心の位置など総合的にの姿勢を調節し、痛みを改善させていきます。 

 

④生活上でのアドバイス 

その他にも日常生活の動作で手首に負担をかけることが多いので、痛みが出ている時と出ていない時の物の掴み方や腱鞘炎を防ぐセルフケア方法なども指導します。また生活習慣や食事、ストレッチなどのセルフエクササイズに対してもお伝えしていき、再び元に戻らないような身体作りをサポートしていきます。 

👇セルフケアの重要性がわかる記事はコチラから👇

https://nakameguro.anntiall.com
/selfcarejuuyou

よくある質問

①腱鞘炎はマッサージしていいですか? 

答えは NO 

初期の炎症が出ている時は氷水などで冷やし、炎症が落ち着いた慢性期にはお風呂などで温めると効果的です。当院は初期の炎症が見られる時は患部の直接的な施術は行わず、間接的に影響を及ぼしている上腕や肩から肩甲骨へのアプローチを中心に行なっているのでご安心ください。 

 

②腱鞘炎を発症した場合、やったらいけないことはありますか? 

主に2つあります。 

・痛い動作の繰り返し 

・無理なストレッチやマッサージ 

 

この2点は症状の悪化させる原因になります。特に初期は安静にすることが一番です。痛みが出た早い段階でご来院することをオススメします。 

👇腱鞘炎を改善するセルフケア動画はコチラから👇

https://www.instagram.com/reel
/Cy5sfwoyyxm/?utm_source=ig_web_copy
_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

 

参考文献

・工藤慎太郎 運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略特集 2017/100~136 

・高田治実 エビデンスに基づいた徒手療法 2012/273~288 

・医療情報科学研究所 病気が見える 2017/140~141 

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