■ 年齢・性別・職業
40代男性・会社員(デスクワーク中心)
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■ 主訴(ご来院時のお悩み)
歩くたびに増していく左足のしびれ
常に感じる腰の重だるさ
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■ 来院前の状況
20代から慢性的な腰痛を抱えている。
過去に一度左足にしびれが出たが、その時は何もせずに1ヶ月様子を見ていたら良くなった。
今回、6ヶ月前から再び左足にしびれが出るようになった。
病院でヘルニアと診断され、ブロック注射を2回実施したがしびれが残ったままで、
「このまま手術をするのは嫌だ」と思い来院された。
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■当院でのアプローチ
当院では、神経の圧迫を生んでいた多裂筋などの腰部深層筋の緊張を緩め、椎間の圧を軽減しました。また、梨状筋を中心に骨盤周囲の筋緊張を調整し、坐骨神経の通りを確保することで、しびれの軽減を図りました。
症状が軽減してからは、内臓の循環を整えることで回復力を高め、体幹トレーニングで再発しにくい身体づくりを目指しました。
セルフケアとしては、
・椅子の座り方(骨盤を立てる姿勢)
・デスクワーク中の骨盤体操
・お尻のボールマッサージ
をお伝えし、日常生活の負担を減らしていきました。
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■ 経過・変化
【初回】
腰全体の重だるさが軽減。体の軽さを実感する。
【2〜4回目】
左足のしびれが徐々に減少。歩行中の違和感がなくなり、
以前のように日常生活が送れるようになる。
【5〜8回目】
左足のしびれを感じることは無くなった。
デスクワークをしても、半日は腰の重さを感じず過ごせるようになる。
【9〜10回目】
デスクワーク中も半日以上痛みを感じず、過ごせるようになる。
姿勢の意識も変わり、腰の負担を自分でコントロールできるようになる。
【11回目】
長時間の外出や子供との公園遊びも問題なし。
メンテナンス目的で月1回の来院に切り替え。
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■ 患者さまの声
しびれがなくなり、歩くのがとても楽になりました。
このしびれがいつまで続くのか、身重の妻と息子を家に残してまで、手術
今はしびれを気にせず、休日に息子と公園で遊んでいます。
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■ 担当者コメント
ヘルニアと言われると、不安になりますよね!
ですが実際には、「椎間板が出ている=ずっと痛い」ではありません。
神経の通り道を整え、筋肉や内臓の動きを取り戻すことで、しびれや痛みが軽くなっていく方はたくさんいらっしゃいます。
大切なのは、痛みを我慢するのではなく、「回復できる環境を整えること」です。
今の現状をきっかけに、ご自身の身体とじっくり向き合ってみませんか?
私たちは、そのサポートを全力で行います。
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