■ 年齢・性別・職業
70代女性・自営業
⸻
■ 主訴(ご来院時のお悩み)
右膝の内側が痛い。
⸻
■ 来院前の状況
元々、ダンスで使いすぎると膝に痛みが出ていた。
今回、ここ1ヶ月ほど体を酷使してしまい、膝に痛み出るようになった。
いつもなら体を休めているが、今回はイベントが2週間後に控えているため休めない。
自己流のセルフケアを実施しても変化が何も見られなかったため、来院した。
⸻
■当院でのアプローチ
歩行時の重心が患側に偏り、つま先外向きの動作パターンが癖として出ていました。
その結果、内転筋群の付着部に繰り返し牽引ストレスがかかり、ピンポイントのヒリヒリ感として出現していました。
股関節からの負担分散を目的に、内転筋の筋膜リリースと股関節外旋筋の安定化を行い、
歩行での重心のブレを減らして再発を防止していきました。
自宅のセルフケアとして、
・内転筋のストレッチ
・リラックスしてお尻を締める練習
・正しい重心で立つ練習
を指導しました。
⸻
膝痛・変形性膝関節痛はなぜ起こるのかはコチラから!
■ 経過・変化
【初回】
膝周囲の軽さが見られ、歩く時に膝が軽くなった。
【2回目】
歩きやすさに変化は実感。
膝のヒリヒリ感は残っており、とても焦りがある。
【3〜4回目】
ヒリヒリ感が徐々になくなってきた。
ヒリヒリ感がなくなるのは、時間がかかることが理解でき、
焦らず、小さな体の変化にも喜べるようになった。
【5〜6回目】
ダンスのレッスン後に膝が痛まなくなった。
膝に不安がなく、ダンスの本番に集中できた。
⸻
■ お客様の声
痛みは取れるという先生の言葉を信じて通うことにしました。
膝の内側のヒリヒリ感がとても不安で、やはりそれがあるとイライラしてしまうし、
ダンスの本番を控えていたので焦りもありました。
でも、施術の中でたくさん話を聞いてくれて、
今の体の状態や今後の動かし方のアドバイスを丁寧にしてくれたので、
不安な気持ちが安心に変わっていきました。
⸻
■ 担当者より
不安を抱えながらも「良くなる」と信じて通ってくださったことが何より嬉しかったです。
ダンスでの膝への負担を減らすために、
“リラックスしてお尻を締める”感覚を大切にしながらサポートさせていただきました。
あと10年、ダンスを思いきり楽しめるよう、引き続き一緒に整えていきましょう!
⸻







