■ 年齢・性別・職業
20代女性・学生
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■ 主訴(ご来院時のお悩み)
剣道のかまえの際に、腰の痛みが気になって集中できない。
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■ 来院前の状況
学生の頃から慢性的に腰痛は抱えていた。
最近、大学の剣道の練習がハードになってきたタイミングで、腰痛が再発。
稽古中、構えの姿勢をとると腰の張りと鈍い痛みが毎回出るようになり来院した。
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■当院でのアプローチ
初回の状態は、反り腰が強く出ていたため、腰椎の詰まりと背部の筋肉に負担がかかっていました。その結果、剣道の構えの姿勢に入ると、腰で支える癖が強まり、痛みが出ている状態でした。
そのため、
• 股関節前の筋肉の調整で骨盤前傾を緩和
• 股関節後ろの筋肉の調整で下半身の負担を分散
• 胸椎・肩甲骨の動きの改善で詰まり感を軽減
• 体幹深部(腹横筋・多裂筋)の促通で構え姿勢の安定化
といったアプローチを行いました。
また、
• 構えに入る前の腹圧の入れ方
• 肩甲骨の使い方
• 剣道動作に合わせた腰の反りを抑えるセルフケア(股関節ストレッチ+呼吸)
といったセルフケアをお伝えし、稽古中の腰の負担を軽減できるようサポートしました。
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■ 経過・変化
【初回】
構えの再現で腰痛6→4に減少。
腰の反りが抑えられている実感あり。
【2回目】
稽古中の痛みは半分以下になった。
【3回目】
痛みはほぼ消失。
構えからの初動の動きがスムーズになった。
【4回目】
腰痛の再発なし。
顧問の先生から巻き方を注意されたとのことで、肩甲骨周囲の運動も取り入れつつ、
再発予防・パフォーマンスの向上を目的に月1回メンテナンス。
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■ お客様の声
元々腰痛を持っているし、友人も腰痛を持っているので、
剣道をしている限り腰痛は仕方ないものだと思っていました。
週1回30分の施術と体の使い方のセルフケアだけで、
こんなに楽になるとは思っていませんでした。
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■ 担当者より
剣道特有の姿勢や理想の体の使い方をお伺いしながら、
不足している動きを施術とセルフケアにて補っていきました。
目標である全国大会出場、実業団での活躍に向け、
お力添えすることができ、大変嬉しく思います。
これからも一緒に頑張っていきましょう!
スポーツによる腰痛は、構え方や軸の作り方でかなり変わりますので、
同じ悩みをお持ちの方はぜひ一度ご相談ください。
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