■ 年齢・性別・職業
10代男性・学生
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■ 主訴(ご来院時のお悩み)
運動すると股関節前が痛くなる。
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■ 来院前の状況
数年前より股関節前に違和感はあった。
1週間前より、きっかけなく運動時に右股関節が痛む様になった為、気になって来院した。
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■当院でのアプローチ
初回の評価では、股関節そのものの問題というよりも、骨盤の前後バランスや体幹の使い方に偏りが見られました。特に、空手のステップやパンチ動作の際に右側の腸腰筋・大腿直筋が過剰に働いており、股関節前面への負担が集中していました。
施術では、まず骨盤と股関節の連動を整えるために、仙骨や寛骨の動きを調整しました。そのうえで、腸腰筋や大腿直筋の緊張を緩め、股関節の可動性を高めていきました。
さらに、腹圧をコントロールしながら体幹を安定させるトレーニングを実施し、動作時に股関節へ負担がかかりにくい姿勢・使い方を再学習していきました。
このアプローチにより、痛みの出ない動作パターンを体で覚えられるようになり、練習中の不安も徐々に軽減していきました。
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■ 経過・変化
【初回】
痛みが軽減。動かす事はできるが怖さが残る。
【2〜3回目】
痛みは減少。怖さなく股関節を動かせるようになった。
【4回目】
2週間に1回、パフォーマンス向上目的にて来院。
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■ お客様の声
股関節のこの痛みは、やばいのかやばくないのか知りたくて来ました。
右の股関節の前が痛くて、空手の動きの時だけ違和感が出ていました。みてもらったら、原因がわかりやすくて、動かし方を変えたら痛みもほとんど出なくなりました。
練習での動き方も教えてもらえたので、早く来てよかったです
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■ 担当者より
構造的な損傷ではなく“使い方のクセ”による負担が主な原因でした。痛みで運動ができなくなるほど痛いのは、普通ではないことを伝え、原因を詳しくお伝えしました。
原因が明確になったことで安心された様子が印象的でした。
今後も動作時の腹圧と骨盤の位置を意識することで、再発防止とパフォーマンスアップにつながります。
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